皮膚科でお会計を済ませていたときの話です。
待合室のテレビから「ピコン」と速報の音がし、その直後「え…」とざわめきが。
そんなに動揺するようなニュース?とテレビ画面に目をやると
志村けん氏死亡の文字が。
ええええーーーーっ!
突然ポッカリと心に穴が開いたような感じがしました。
芸能人は「持ってる」と思っていた
ビートたけしが交通事故から復活してさらに才能が開花したように、
志村けんも当然、芸能界に帰ってきて「あのときは大変だったよ~」なんて
話をするのかな?と思っていました。
ニュースサイトによると3/17に体調の異変を感じたそうで、
亡くなるまでたったの2週間ほどだったそうです。
急すぎる、早すぎる。
志村けんを観て育ちました
ドリフ、加トちゃんけんちゃん、バカ殿さま、志村動物園などなど。
観て笑って育った世代です。
半ドンの昼食には、よく「けんちゃんラーメン」食べて
オリジナルのボールペンを当てたか貰ったかしましたよ。
訃報が流れた時の病院の待合室の反応は大きかったです。
病院の帰り道に会ったご近所のママ友(わたしよりだいぶ若い)も
「ショック~寂しいですよ~」と言っていました。
芸能界に、テレビの中にいるのが当たり前の人でした。
ご遺体にお別れができないなんて
感染予防のためですよね。
ご家族であっても、陽性が出た後の接触は禁止または限られていたのでしょうか?
切ないなぁ。
私の母や伯母がなくなった時も「最後のお別れ」をしました。
あれができないのか。
誰でもいずれは亡くなりますが、亡くなる前も亡くなった後も愛する人に会えない、
コロナウィルスの一番の罪のように感じました。