黒い天敵Ｇ

私が育った場所は、
私の子供の頃は田んぼや原っぱがいっぱいでした。
田んぼの近くにはイナゴがたくさんいるし、
ばったもたくさんいました。
理科の授業で「昆虫採集＆観察・飼育」
って内容だと学校の隣の原っぱにクラス全員で行ったりしてたし。
そんなんだったから私も素手でばったとか掴めるんですよ。今も。
まぁ、芋虫とか蛾とか世間一般にすかれてないヤツは触れないけど。

そのなかでも、どうしても生理的に無理なヤツ、

ゴキブリ。

小さいのならがんばって戦うけど
大きいやつは見ただけで鳥肌、ダッシュで逃走ですね。
防衛本能だろうか？大体誰よりも早く見つけてしまう。

夕方洗濯物を取り込んで「今日もあっちぃ～」
とダレていたら隣の部屋に黒い影が飛ぶのを見たんですね。
「蛾？蜂？」雑誌を丸めて、めがねをかけて接近してみる。
ヤツはカーテンの裏にいる。
黒く長い、動く触角だけが見える。

「いやな予感がする…」

いやな予感的中。ゴキブリ。
しかも活きがいい、都市部（あ、近所は自然多いな）には珍しい飛ぶゴキブリだよ。
ぎゃーーーー！！！
結局今回も私は逃げて騒いだだけだったんですが
なんとか、殺虫剤まみれにして玄関から追い出し成功。
洗濯物取り込んだときに侵入したのか？
ってことは私のすぐ横をすり抜けて…
ぎゃーーーーーーーーー！！！