アヒル小屋の日記

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鵼の碑 読書感想文

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やっと、読み終えました。目がショボショボ。

スマホで章ごとにメモを取りながら読みました。

話の核心をつくようなネタバレは避けるのは当然ですが、私の文章力で面白さ伝わるかな?


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最初の二つの見出しは基本の解説になったなぁ。

 

百鬼夜行シリーズ

 

姑獲鳥の夏が最初の作でしょうか?

京極堂こと中禅寺秋彦が「憑き物落とし」で事件を解決するシリーズ。

説明が薄っぺらい。。。

 

長編はすべて読みました(たぶん)。短編の外伝みたいのはほとんど読めてない。

妖怪の名が出てきますが、内容は極めて現実的。

 

「この世に不思議なことなど無いんだよ」

 

まあ、フィクションとして面白いキャラクターばかり出てます。

非科学的なのは榎木津の体質くらいでしょうかねー?

 

妖怪という人と文化や思想をつなぐ装置

みたいな見方をしてるのかなー。

科学or心霊、みたいな2極化して争うわけじゃなくてさ、私の語彙力じゃうまく言い表せられないんだなぁ。

 

「わからないことをわからない、としておく事がなかなかできない」

 

多様性だのなんだのって揉め事ってこういうことだと思う。

 

ページ数


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↑読みました、感。私に紙を持たせると角が丸くなっていきます。

 

レンガのごとく分厚い本、ってイメージを持っている人も多いかと。

なんでそんなにページ数多いの?って思うよね。

 

物語は基本、会話や登場人物の考えていることでできています。

勘違い、記憶違い、予想が間違っている、ということだってあります。

これらが集まって真実が明らかになって~って感じです。

 

私はメモを取りながら読んでます。語り手が変わるまでを1つの章としてとらえてます。

 

鵺・鵼(ぬえ)とは

 

日本の妖怪です。

頭、胴、足、尾、が別の動物のキメラみたいなものですと。

トラツグミって鳥のような鳴き声だと言われてるとか。

常識で考えて、そんな生き物はいないし、居ても鳥だとは思わない。

小説を読んでいると、あたかもいるもののような気がしてきますが、現実に居ないでしょ。

この考え方、大事。

 

章ごとに分かれてる

 

今までの話は章の見出しが無くて、メモを取りながら読むときは

○ページ~ (内容まとめ)

みたいな書き方をしてましたが、今回は章ごとに分かれてました。

 

(さる)の章は、中禅寺と輪王寺から出てきた書物を調査している、築山という僧目線。

の章は、失踪した寒川について薔薇十字探偵の益田に相談した、御厨(みくりや)視点。

の章は、鵺についての戯曲を書くようにとホテルで缶詰めをすることになった久住視点。

(たぬき)の章は、発見された死体3体が消えたという20年前の珍事を調べることになった木場視点。

 

別々の話のようだが、これらが集まってキメラのような歪な妖怪が生まれそうになり。。。

これ、読んでたら「この物語の中には鵺がいるのか?」って思っちゃうの。

物語だから、フィクションだから、とんでもない化け物が第二次世界大戦中に生まれ、物語の現在(昭和30年くらい?)にもまだその残骸?死体?があるのでは、って。

さて、真実は。。。

 

いやー、すごい読みごたえでした。買ってよかった、読んでよかった。


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↑読み終わった本が割ときれいだったのは、カバーがダメージを吸収してくれたから

 

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